japanese.china.org.cn | 07.09.2015

第8回-世界と未来に向けた新しい日中関係

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第8回北京-東京フォーラムは、中日国交正常化40周年に当たる2012年に開催された。両国のゲストはこの話題をめぐってそれぞれの見方を発表した。中央社会主義学院党組の葉小文書記(当時)は演説で、中日の国交は「四十而不惑」(四十にして惑わず)、「三思而后行」(よく考えて行動する)というものでなければならないとし、中日双方は冷戦の思考法を捨て、相手の発展を客観的かつ理性的に見るべきだと訴えた。発達した側には「包容的成長」という度量が必要となり、発展している側には平和発展や科学発展の堅持が必要となるとされた。

全国政治協商委員会外事委員会の陳昊蘇・副主任(当時)は、両国は、中日の友好協力が様々な困難を経て獲得してきた貴重な成果を大事にし、各自の言動によってこの成果を守り、これを傷つけないようにしなければならないと訴えた。中日友好関係をさらに強固なものとするには、友情を促進するより多くの活動を展開し、両国の末永い友好の実現に努める必要があるとされた。

日本衆議院の加藤紘一議員(当時)と日本全国知事会の山田啓二会長もそれぞれ演説し、両国はGDPの大小にこだわるのをやめ、経済貿易協力を全面的に強化しなければならない、両国の地方都市もより多くの分野で協力を深め、相互利益と互恵を実現し、両国民に恩恵をもたらさなければならないと訴えた。