japanese.china.org.cn | 07.09.2015

第1回-アジアの未来の構築――中日関係:困難と希望

タグ: 第1回フォーラムでは、両国の政界やビジネス界、学術界、ジャーナリズム界の著名人60人近くが招かれ、両国関係の直面する問題について深度ある議論が繰り広げられ、両国関係の改善と発展が目指された…

北京-東京フォーラムは、中国のジャーナリズム界と学術界が日本の民間組織と初めて協力し、中日民間交流を進展させるために創設したプラットフォームである。第1回フォーラムでは、両国の政界やビジネス界、学術界、ジャーナリズム界の著名人60人近くが招かれ、両国関係の直面する問題について深度ある議論が繰り広げられ、両国関係の改善と発展が目指された。

中日関係が紆余曲折に見舞われる中で第1回フォーラムが成功にこぎつけたのは、両国関係の改善と発展を望む中日両国の友人がともに努力した結果と言える。参加者らは、北京-東京フォーラムの両国関係におけるポジションと担うべき役割について明るい評価を与えた。参加者の一人である日本言論NPOの工藤泰志代表の言うように、フォーラム参加者は自らの立場から自らの意見を発言し、機構を代表して発言したのではなかった。中日関係の問題を参加者自身が真面目に考えたのである。これまでのフォーラムではしばしば、参加者が特定の機構や政府組織の代表となり、政治的な背景を持つことも多かったため、友好を維持するためという理由から敏感な問題は避けられる傾向があった。今回はこれと異なり、参加者が自らの観点から発言した。参加者の中には政府関係者もいたが、彼らも政府代表としてではなく、自らの立場から自らの見解を説明した。

第1回フォーラムでは、中日の政界やビジネス界、学術界、ジャーナリズム界の代表者が招かれ、中日関係に現れている問題やその原因、中日関係の行方を左右する要素について、深度ある理性的な交流が顔の見える形で率直に繰り広げられ、相互理解が増進され、認識差が縮小された。