japanese.china.org.cn | 09.09.2015

中国少年友好交流訪日団、京都を訪問

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京セラが招待した第16回中国少年友好交流訪日団が19日、京都の桃山中学校を訪問した。中日の学生は漢字、英語、電子辞書などを使い、簡単な交流を行った。中国の来客は日本の学生に、中国の伝統的な切り絵や簡単な中国語を教えた。日本の学生は中国の来客に、日本の名所と習慣を紹介した。

日本の七夕が終わったばかりで、日本の学生は中国の来客に、七夕に関する歴史を紹介した。日本の七夕と中国の七夕の歴史を聞いた学生たちからは、しきりに感嘆が漏れた。学生たちは日本の七夕の習慣に従い、短冊に願い事を書き、笹に飾った。学業成就、家族の健康といった願いの他に、「中日友好」も短冊に記された。

中国の学生は桃山中学校の音楽室や体育館などを見学した。交流会の最後に、両親とともに中国で生活したことのある綾瀬逸紀さんは、日本の学生を代表し閉幕のことばを述べた。「中国には『海内に知己存すれば、天涯も比鄰の若し』という漢詩がある。中日の学生は四海の中の友人であり、再会できることを願う。また文化交流の促進により、両国間の理解を深めたい」

天津市出身の周文迪さんは、中国人の学生を代表し、桃山中学校の教員と学生に感謝のことばを述べた。「午前中に京都市市民防災センターを見学し、多くの防災知識を学んだ。午後は、桃山中学校の文化に驚かされた。日本の歴史と文化への理解を深め、文化交流の使者になりたい」

第16回中国少年友好交流訪日団は、北京市と天津市の30人の小中学生、5人の引率の教員によって構成される。14日に日本に到着し、京都市市民防災センター、桃山中学校などを見学した。訪日団の学生は17日夜より、京セラの社員の自宅で2日間のホームステイを行い、日本の家庭生活への理解を深める。訪日団は20日に中国に帰国する。

この友好交流プログラムは、京セラの創業者である稲盛和夫氏が提案し、1997年より開始された。同プログラムは現在まで16回実施されており、北京市、天津市、上海市、広東省の454人の少年・児童を日本に招待している。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月15日

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