japanese.china.org.cn | 15.09.2015

シャープがロボットを販売、新たな事業を育成へ

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シャープはこのほど、同社が開発した音声認証や無人搬送などの技術を使い、特注ロボットの販売を開始すると発表した。第1陣となる接客ロボットは、長崎県にあるテーマパーク・ハウステンボスに開業した「変なホテル」に納入された。

ロボットの高さは30センチで、72の客室のベッド横に置かれる。ハウステンボスのマスコットをかたどり、音声認証により照明をつけたり、天気を案内したりする。「変なホテル」は、荷物を客室に運ぶロボットも導入した。シャープは家電製品などを生産するため、人と機械の音声でのやりとりや自動の資材運搬などを研究している。シャープはこの技術を応用し、ハウステンボスとともにロボットを開発した。

経営再建中のシャープは、新たに稼げる事業の育成を急いでいる。社内向けに培った技術を生かし、ロボットを積極的に売り込み普及を目指す。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月28日