japanese.china.org.cn |26. 10. 2019

王毅氏:新時代のニーズに合った中日関係を構築すべき

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第15回「北京・東京フォーラム」開幕式で挨拶する王毅氏

 

 

 第15回「北京・東京フォーラム」の開幕式が2019年10月26日午前9時、北京富力万麗酒店(ルネッサンス北京キャピタルホテル)3階の首府宴会ホールで行われ、中国の王毅国務委員兼外交部長が開幕式に出席し、重要な発言を行った。発言の主な内容は次の通り。


 中日関係が重要で積極的な変化を経験する中、国際情勢にも重大な調整があり、人類は再び新たな十字路にさしかかった。世界2位と3位の経済国として、中日の共通利益と関心事はますます増え、我々が担う共同責任と共同使命も重くなっている。


 このような背景のもと、今年6月、習近平主席と安倍晋三首相は20カ国集団(G20)大阪サミット期間中に会談し、10点の重要な共通認識に達し、新時代の要求に合った中日関係を構築する必要があると強調した。これは両国関係の方向を指し示し、強力な原動力を注いだ。我々は両国首脳が達した重要認識を目安に、中日関係の発展の基礎を突き固め、モチベーションを高め、妨害を排除し、新時代の両国関係の素晴らしい未来を切り開かなければいけない。


 中日両国はよりハイレベルの政治の相互信頼を構築し、質の高い互恵協力を展開し、豊富な人文交流を推進し、地域をリードする役割を発揮し、建設的な安全関係を構築し、戦略的な多国間協力を強化すべきである。


 今年は「北京・東京フォーラム」設立15周年にあたる。15年間、フォーラムは中日各界の有識者を集め、率直かつ誠意ある交流、信頼増進と誤解の解消を進め、中日関係の改善と発展の推進に特殊で重要な役割を果たしてきた。今回のフォーラムのテーマは新時代のニーズにあっており、重要な現実的意味を有する。今回のフォーラムが新時代のニーズに本当に合った中日関係の形成により多くの知恵を貢献し、よりよい意見を出し、より多くの役割を果たせることを望む。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月27日