japanese.china.org.cn | 15.09.2015

中国は世界一のロボット市場 海外製品に挑む国産品

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上海通用(瀋陽)北盛汽車有限公司の第3期車体製造現場の賈永泉経理(マネージャー)は、「設備調達の入札で、企業はこれまで国産ブランドの溶接ロボットを検討していたが、評価の結果、精度や信頼性が十分ではないことがわかった。重要部品を輸入に頼るため、価格は海外製品を70~80%上回る」と話す。

だがこのような局面はもうすぐ打破される見込だ。工業用ロボットの4大コア技術の1つであり、総コストのうち25%を占める減速器は、すでに広州数控設備有限公司が開発に成功している。同公司の何敏佳董事長(会長)は、「6年前、広州数控は研究員の2チームを投入して減速器の開発に着手し、最終的に重大な飛躍を遂げた」と話す。

また何董事長は、「ロボットの最重要『4大部品』を掌握すれば、国産ロボットは『価格決定権』をもつようになる。工業・情報化部が13年に発表した指導意見によると、20年をめどとして国内に整った工業用ロボット産業システムが形成される見込で、ハイエンド市場の占有率は45%を超えることが予想される」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年11月6日

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